沙汰の天秤

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Switch版The Elder Scrolls V: Skyrim (スカイリム) 感想

スカイリムを遊び始めたら楽しすぎるという話。

 

 

 


これもオープンワールドゲームで大地を走り回りてぇなぁ…という欲望から買ったもの。
オープンワールドゲームを検索すると、やはりウィッチャー3とスカイリムがよく紹介されているし、両者を比較レビューしているサイトもあります。
実際、そういった感想などを見て私もウィッチャーとスカイリムやってみたい!となったわけです。
ウィッチャー面白かった、という話は下の記事から。

 

waage.hateblo.jp


何番煎じだという話ですが、せっかくなのでウィッチャー3を遊んだ私もスカイリムとの違いを挙げていきたい。

みんなが「スカイリム」と呼んでいるので勘違いしていましたが、「The Elder Scrolls V: Skyrim」が正式名称のようです。
とはいえスカイリム、でインプットされてしまったためにTES5と言われてもなんかしっくりこないので、このままスカイリムと呼ぶことにします。

ウィッチャー3との違い。
・画面中央にターゲットマークが出ているので、喋りたい人や調べたいものはこのマークを合わせる
→ウィッチャー3のような「話しかけようとして物を盗ってしまい衛兵にボコられる」という誤爆はない。
というか連打癖がなければウィッチャー 3でもそうそうボコられませんが…
・コントローラーのスティックを手前に倒した場合の挙動が違う
→ウィッチャー3は手前に倒すとゲラルトがこっちを向いて向かってきますが、スカイリムは背中を向けたまま後ろ歩きをします。
これにより、何かに追われているときに対象を見ながら逃げられるよ!やったね!
でも結局進行方向が見えないので、オブジェクトとかに引っかかったり崖から落ちたりしたよ!
・戦闘時のターゲットロックがない
→上記のターゲットマークを敵に合わせてから攻撃しないと当たらないが、ロックや自動追尾機能がないので、慣れるまで難しい。
原始的にボタン連打してるうちに敵を通り越して自分の背中ガラ空き、とかよくある(あるよね?)
・盾ガードはあるけど、回避がない
→ウィッチャー3では小回避(バックステップ)と大回避(ローリング)があったので、ヒットアンドアウェイ戦法が個人的にとりやすかった。
これで私が知らないだけでスカイリムにもあったら恥ずかしいですね…!ご存知の方は教えてください…
・戦闘がもっさり?(表現が適切でないかも)している
→ウィッチャー3がシャッシャッズバッという感じに対して、スカイリムはドカボコボコドサッという感じです。
私の操作が下手なせいもありますが、スカイリムのほうが「避けるより突っ込んで殴り続けろ」感がある。
これは上記の回避がうまくできないせいもある。
でも考えないでボコボコするのも楽しい(脳筋
・従者と行動できる
→ウィッチャー3でも一部クエストでは誰かと一緒に行動できましたが、スカイリムでは自分で従者を選んで勧誘できます。レベル低いうちは(ダンジョンで敵を発見したら自分は後退して従者に戦ってもらったりと)本当に頼りになります。
自分が剣士プレイしているなら弓とか魔法の遠距離系、自分が魔法使いプレイなら近接系などを選ぶと良い感じに事が進む…気がする。
従者は町の酒場で500ゴールドで雇ったり、クエストクリア後にタダで勧誘できたり、色々な出会い方があります。
ところで円とゴールドのレートがわかりませんが、500円で命懸けの冒険に人を雇えると思うとなんだか異世界感が半端ないですね!
・味方にも攻撃が当たってしまう。
→フレンドリーファイア。容赦なくダメージが入ります。
これで何が問題になるかというと、乱戦になったときにうっかり従者を始末してしまうところ。
なんどもやらかして、その度に無かったことにするという悪逆非道な行いをしてしまった。
敵からの攻撃だけだと従者はダウン状態でしゃがみ込みます。死んでいませんし、死ぬこともない?ようです。
しかしながら、ダウン状態でプレイヤーの攻撃がうっかり当たろうものならば、その風前の灯であった命の蝋燭が吹っ飛ばされるわけです。あれ?何で死んでるの?!ってなります。
私のように乱戦になった途端に焦って攻撃連打するタイプのプレイヤーは絶対従者をやったはず。あるあるですよね…ね?
まあ、現実世界だって剣ブンブン振り回してれば味方にもあたるので、これは乱戦にならないように敵を引きつけるとか、従者だけに戦わせるとか()して気をつけるしかない。

フレンドリーファイアについてはもう1個。
うっかり攻撃が当たってしまうと従者も怒ります。そしてプレイヤーを攻撃してきます、悲しみの連鎖ですね。
従者か従者が召喚した炎の精霊、どちらに攻撃が当たったかわかりませんが、敵は殲滅できたのに炎の精霊が私をひたすらウェルダンにしようとしてきたことがあります。そしてそのまま焼け死にました。
許しを乞うボタンがほしい。

・崖などの段差掴まりがない
→ウィッチャー3だと「あそこ登れそう」からのジャンプ+ボタン長押しで出っ張りに掴まってくれましたが、スカイリムにはありませんでした。
なので、「あそこ登れそう」の基準が「ジャンプで届く範囲かどうか」になりますが、ジャンプ力も超人的にバインバイン跳ねるほどあるわけではないので、高低の移動はそれほど自在ではない印象。
ただし、スカイリムの主人公の場合はゲラルトほど膝が弱くないのか、ウィッチャー3で「あ、やべっ死ぬ…」という段差から落下してもダメージは受けますが即死しないですw(これはゲラルトの膝が弱すぎるのか、段差の基準が違うためかはわかりませんが)

・ミニマップが無い
→ウィッチャー3では設定で画面上に常に円形のミニマップ表示ができましたが、スカイリムの場合はありません。方角は画面上部のコンパスバー(名称がわからん)でわかります。このバーにクエスト目的地とか街とか色々とアイコンで情報が載ってきますが、個人的に慣れるまでは少し見方が難しいと思いました。
マップ関連でいくと、ウィッチャー3は道の情報が比較的見やすかったので、「目的地はここをまっすぐ行って二又を左、その後3本目の脇道を右」という感じの認識ができたのですが、スカイリムではマップ情報がもう少しマクロ?になっているので、「目的地は北!進めば着く!」と道無き道を突っ走っています。
・馬の挙動が違う
ウィッチャー3では加速しすぎると曲がれない!
草原を走ると軽やかで爽快感がある
道沿いに自動で進む
スカイリムではドシンドシンという重量感のある歩みで、爽快というより安定。
スピードが出ないので物足りなさがある。
でも好みの色の馬を買うことができる。


同じところ
・持ち物の重さの概念がある
→どちらもキャパオーバーで「移動が遅くなる」、「ファストトラベルができなくなる」というところ。
ただし、重量上限をあげるための方法があります。ウィッチャー3は愛馬のローチに良い荷物入れを装備させる、スカイリムはレベルアップ時にスタミナを上げたり、スタミナ強化の効果がついた装備を自分につける。
大抵、何回かクエストやったり探検が終わった後に、店に戦利品を売りにいくか拠点に戻ってアイテムボックスへ預けるかすることになります。
初期は勢いで取った不要なアイテム(焼けた本とか木の皿とか)は道端に捨てて行ったりとやりくりが必要になりますが、ゲームが進むにつれてそれほど気にはならなくなります。
旅慣れてきた感があっていいですね。


ゲーム開始直後は「今時の綺麗なグラフィックに慣れてると荒い…ような?キャラの顔立ちがポリゴン感ある…でもお空を見上げた時のオーロラ綺麗だな…?」と、贅沢な不安を持ちつつ進めていましたし、ターゲットマークシステムに手こずりましたが、慣れてしまうと些末なことになってしまうくらい楽しいゲームです。
何年も前のゲームなのに今でもオススメされているというのは、やはりそれなりの理由があるとわかりました。
今や私も、今日は盗賊クエスト進めよう!とか、今日はあっちの方の洞窟探検しよう!とかメインストーリーそっちのけでスカイリムをウロウロしています。
やはり広いフィールドを自由に探索できると冒険感があっていいですね!