超探偵事件簿レインコードをクリアしたので振り返りたい（がっつりネタバレあり）
ネタバレ無しのざっくり感想は1つ前の記事にあります。
ストーリーとサブクエ全クリアして、探偵達との語らいも見て、小説も読み終わったのでもうネタバレ怖くない。
みんなの感想を見るのが楽しい今日この頃。
ノリや空気感がロンパ味あって待ち望んでいたやつでした。本当にありがとう。
俺たちの戦いはまだ続くぜENDだったので、やろうと思えば続編いけるよね、頼みますよ…！
各ストーリーともめちゃくちゃ良かったので振り返りたい。
振り返りと言いつつただの叫びばかり。
何もかもネタバレになるので未プレイの方はご注意を。
マジでこの手のゲームは何も知らん状態でプレイして、な、なんだってーを楽しむやつだと思っている。
・1章かと思ったら0章
もう最初っから豪華声優陣で不穏な空気漂いまくりじゃんと思ったら…
あーやっぱりそういうことするんですね？！？！
大御所声優だからといって生き残るわけではないのは分かってたものの、まさか全員持っていかれるとは思わなかった…
しかも中盤までエイフェックス君疑ってたよ。彼だけ顔面判別できないほど焦げてたので、死んだフリしてると思ってたわ。
だって皆、「辛うじて顔が判別できる」みたいなコメントされてたからさ、鉄板の変わり身だと思ってた。
謎迷宮のアクションに慣れずダメージ入りまくり。
推理デスマッチの回避はギリギリを狙いたくなるじゃん。
でも一番ヒヤヒヤしたのは推理デスマッチ入る前のクソ長ロードだった。ガチで長すぎてフリーズしたかと思った…
こんなドタバタ大騒動で、発売前に紹介されてた超探偵半分近く消えたの思い切りがよすぎて笑うしかない。
・1章（本物）
クギ男は割とシンプルだった気がする。
体格とかコントロールの話が出てくるので消去法でいけるし、美術館倉庫だけあからさまだし。
ペンキ缶は何かの痕跡を隠すために蹴ったのかと思ってたので、第一発見者云々〜の結論が出た時に、そういう考え方ができなかった自分が悔しい。
ていうかシスターが好みすぎるんですが、マジで私もお悩み相談に通いたい。
あと混ぜるな危険をやっちゃいましたみたいなトンチキデスメタル聖歌を聴きたかった…
・2章
ヨシコ→舞台袖で手伝ってたクルミ→ワルナ→クラネのルートかと…
あんな依頼者顔して共犯か…してやられたわーと最後まで思ってたし、捕まった時の演技すごいわーと思ってた。
調査中の、3人のお互いに嫌いあっている演技が本当に凄すぎるのと、人によって他の部員が態度変える辺りが妙にリアル…
人数多い部活で派閥みたいなのができてる感が再現されてるので、スタッフの中にJKがいると思う←
スワロ様キューブになってしまうん…？ていうか副部長なのに退場早すぎてそっちにビックリした…
・3章
マコト＝カグツチって名前の響きがとても良い。
あとずっと気になってるんだけど、マコトの部屋ってリビングやらキッチンやらと同じ区画にお風呂があるので、湿気すごそうと庶民的に気になりすぎた。
本題のレジスタンス事件もわりと犯人とトリック当ては簡単めだったかな。
でも動機が最後までわからなかったので、そんなことで？！こんな大規模事件起こしといて、ターゲットはそれ？と思ってしまった。
あとあの金庫はかなり頑丈でヤバいやつって説明されたけど、回収&逃亡成功したとしてどうやって開けるつもりだったのか気になる。
ギヨームちゃんが闇堕ちナンジャモに見えた人いるよね…？
戦う女の子が好きなので。射撃の腕前が見られるような話が欲しかったなぁ。
・4章
やっと本拠地乗り込んじゃうぞー！秘密も暴いちゃうぞー！って感じで、話が進展する気しかしなかったけど、所長はなんでそういうことするんですか？！？！
明らかに消去法で所長しかいないってなった時の絶望感がすごい…
しかもどう考えても捨て身で特攻したという結論にしか行きつかないので背筋がゾワッとしたよね。
毒ガスは遅効性だけど、高圧電流さぁ、マジでプレイヤーの操作によって受けた回数変わるわけで、罪悪感がすごい。罪深いぞこのゲーム。
なんでプレイヤーにダイレクトアタックするんですか勘弁してくれ…
見取り図のせいで実はヨミーも共犯かと思ってた。
むしろここまでプレイヤーを精神的に追い詰めておいて、ヨミーがやりました！みたいな大どんでん返しまで期待してた。
俺たちのスワロ様が生きててよかった…！
ヨミーもスワロキューブを肌身離さず持っててやるぜ！って言ってたのに生きてることさえ気付いてなかったので、愛する右腕（＝都合の良い女）でしかなかったわけですね。
処刑されたかどうかも確認しなかったって、さすがに興味なさすぎない？
そういう微妙な詰めの甘さをスワロ様がカバーしてたところはありそう。
・5章
なんで急にホラーにするんですか？！
廃村はだめだって。ここまでSF系な街並みの鮮やかな感じだったのに、急にこんなじっとり湿った空気に重量感ある和風ホラーにするのはダメだって。
工場の不穏さもあるし、「ここはカナイ区唯一の肉まん工場」って説明されたしでまさかなって思ったけどやっぱ人肉まんだった…
肉まん大好きって言ってたキャラクターを思い出して悲しみが深いし、なんだかんだ肉まん食べた描写がなかったユーマ危機回避力高い
これ冬に発売してたら肉まん見かけるたびに、「カナイ区の肉まん」を思い出してブルーな気持ちになってたので6月発売で助かったよマジで。
研究所内の色んな情報でおやおや？ってなってたところで、雨雲装置止めるイベントが入り、クルミちゃんが倒れたので確信しちゃったよね。
本当にこのゲームは絶望感を与えるのがうますぎる（褒め言葉）
「3年前から降り続ける雨」で人工的に意図して降らせてることは察せたけど、水が重要なのかな〜くらいしか想像できなくて、ホムンクルスと雨雲で繋がるとは思わなかった…！
血のくだりは本当にもうしてやられた感しかない…！！
ロンパで見慣れたポップな血液なので疑いもしなかったけど、言われた後に思い返すと謎迷宮でユーマが死に神ちゃんに首切られた時は赤い血が出てるんだよなぁ
「問題文のデザイン」としか見てなかったから全く気づかなかった。
本当にロンパシリーズやってる人ほど「！！！」ってなるんじゃなかろうか。
いや、やってない人でも舞台がSF味のある雨のネオン街なので、「こういう雰囲気で揃えてるんだ」くらいしかならないのだろうか…？
列車での被害者は焼けてるので血の痕跡が無かったし、ユーマがカナイ区で初めて流血した被害者を見た時のがクギ男事件なので、「（クギ刺さりまくりで）おかしいよ！」だと思うじゃん。「（ピンクなんて）おかしいよ！」は叙述トリックがうますぎる。
最後の選択はエンディング分岐かと思ってセーブわけたけど台詞が変わるだけだった。
ロンパのみんなで暮らすENDみたいなやつあるかなと思って両方選んじゃうよね。
ここまで相棒やってきた死に神ちゃんとの別れでボロ泣きした。
声のトーンが優しすぎて心にダイレクトアタックしてくる…！
エンディングで何事も無かったかのようにちゃっかりユーマの隣にいてくれないかな、と期待したけどさすがにダメだった…
いやでもこれ続編あるね？！ね！（圧）
超探偵の面々が事務所で解散するときに、所長の机に向かって挨拶していくシーンもボロ泣きした←
事件後も少しは時間あったはずなのに机周りも綺麗になってなくて、出かけたままの状態で置いてあるところがなんかグッとくる、上手く言えないけど。
確かに所長がそこにいた痕跡がそのままあるっていうのが、所長がもういないことを一層際立たせるのが悲しいのかもしれない。
ホムンクルスは一度死ぬと理性やらなんやらが〜って話で立入禁止区域に連れていかれたし、調査のときは所長もギリギリの状態で保ってたけど、この後は一生あそこを彷徨い続けるの…？
怒涛の展開すぎて見逃してるかもしれないけど、もし未解決ならDLCに期待してもいいですか、マジで救いをくれ。
・クリア後
語らい解放用の像を取り逃がすとちょっと面倒。
最初は死に神ちゃんに取るよう誘導されるし、その後も青い光で見やすいところにあるので「コンプ余裕ｗｗｗ」と思っていた時代が私にもありました（白目）
私は何故か3章の取り逃がしが多くて、マルノモンの肉まん屋台なんか調べるボタンで調べたにも関わらず、その横の像は華麗にスルーしてた。節穴すぎる。
あれですよ。雨で街のネオンが反射して鮮やかすぎて青い光が目立たなかったから…（）
あとヴィヴィアさんのやつは街が水没して発電所まで移動するところまで進めないといかんので、プレイ時に取り逃がすと回収が大変。
開始チャプター選ぶ時に、チャプター内で分割してくれたらもう少しよかったんだけども、チャプター頭か謎迷宮からしか選べないので、ひたすら早送りで事件が進展するのを見守るだけ。虚無。
本編のことには触れずに雑談メインだけども、皆がなんで探偵になったのかを話してくれるので、気になる人は集めてもいいと思う。
（探索ガチ勢はそもそも取り逃がししないのでは…？）
サイドクエストはサブキャラのその後がたまに見られるけど、全体的に似たり寄ったりで作業ゲー感が強かったかな。
こういうの全クリしたいタイプなのでやったけど、探偵ポイントいらなければスルーでもいいかもしれない。
ずっとロンパ続編を待ち望んでいたので発売前から期待値爆上がりしてたけど、ロンパテイストを醸し出しつつも別個の推理ゲームになっててめちゃくちゃ面白かったです。
カナイ区の異常な状況が終盤で一気に解明されていく爽快感も、「そうそう、これだよこれ！！」とテンション上がりましたね。
伏線残しまくりでモヤモヤするということはないと思うので、ロンパ遊んだ人もレインコードから興味もった人も、推理ゲームとして楽しめるかなと思います。
遊んでくれる人を増やして、あわよくば続編を、と思っているので皆頼むぞ。
