沙汰の天秤

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日々の雑記とゲーム感想など

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PS5抽選の話

2年近くかかってようやくPS5の抽選に当選した話。

 

ps5が2020年11月に発売してから、2年近く経ちました。
それでもまだまだ抽選販売やら会員限定販売などの方式がとられている上、フリマサイトなどには転売された高額のps5が並んでいます。
保険やらネット回線の広告に、「契約すればps5レンタル!」のような売り文句が出るほど、今だに購入できていない人が多いです。
新型ハードって最初は抽選とかでも1年くらいすれば落ち着くもんじゃなかったっけ…?
Switchのときはちょっとゲーム熱が下火な年頃だったこともあり、発売日の盛り上がりには参加していなかったのですが、1年後くらいに「Switchのゲームしたい!買お!!」で普通に購入できたので、今回もそんな感じに落ち着くかと思ってた。
甘かった。

そんなわけでps5の抽選に参加してたらやっと当たったよという話。

最初は世間の盛り上がりを見て熱に浮かされて「よし、いっちょやってやるか!」なノリで応募、落選が続くにつれて、だんだんムキになって止めどきがわからなくなって応募し続けていました。
だってネットとかで「うぉおおお画質すげぇ!!ロード爆速!!最高のゲーム機だ!!」みたいな盛り上がりを見てたら、欲しくなるよね。
私は乗せられやすいタイプなので、見事に火がついた。キャンプファイヤーのようによく燃えた。

もちろん、ガチで欲しい人は各種家電量販店が出してるポイントカード機能付きのクレカなどを作って店頭に足を運んでいると思います。
私の場合、ただ「欲しい」という情熱だけが燃え盛っていて、入手した後については「当たったらエルデンリングやりてぇなぁ」くらいのフワッとしたノリだったのと、単純に出不精で店まで行くのは面倒ということで、抽選一本でした。
そもそも行動力のあるタイプだったら都市部のヨドバシとかに行って朝から並ぶなどして、もう手に入れていたでしょう。

抽選も家電量販店などと会員になって購入実績を作って、とかそこまでのガチ勢ではなく、Amazon楽天ブックスソニーストアという元々会員登録していたところとか、購入実績が当選要件に入っていない(明記されていない)ところのみに応募していました。
改めて書き出してみると、「お前本当に欲しかったんか?」というレベルの活動量。
本当に欲しかったんです。でも自分の怠惰さがそれを上回った。

抽選は上で挙げた3サイトのみです。
Amazonは金曜日の朝にゲリラ販売とかやってる頃から見てたけど、そもそも販売の多い金曜の9〜10時って仕事中でスマホなんか触れません。無理ゲーすぎた。
だから招待販売制になってちょっと芽が出たかなと思っていましたが、まあ当たらない。
そもそも、抽選日とか人数が明示されていない上に当選者にしか連絡が無いのでTwitterなどで「メールきました!」っていうのを見かけてやっと抽選が行われたことがわかる始末。
知らぬ間に落ちている悲しみ。企業を見習ってお祈りメールくらい出したまえ。

楽天ブックスは1〜2日くらい応募期間があって数週間後に発表ですね。
こちらも当選者のみに連絡ですが、発表日がわかっているので当日になって「こなかったから落ちたんだな」ってわかるのでいいですね(よくない)。
結局何人が当選してるのかはよくわからんので自分が何%の戦いに負けたのかもわからんまま終わりました。

ソニーストアの抽選は頻度が低いのと、なんか他のソニー製品の抱き合わせ出してくるイメージある。
「我々の最高のゲーム機を最高のアクセサリーを使って遊んでくれたまえ」感が凄い。なんか凄そうなひとが玉座で腕と脚組みながら言ってそう。強者感がすごい(偏見)。
ソニーストアの場合、公式販売だという謎の安心感もタダで買えます、やったね。

結局ソニーストアの抽選に当たったので、ここからは応募から届くまでの流れを紹介します。
当選確率アップの裏技はないです。あったら紹介しないで自分だけで使ってます。

◎応募
まずは抽選の情報をキャッチして、応募します。
全ての始まりです。
今回は2022年7月13日(水)午前11時〜7月15日(金)午後11時まで、の応募期間。
確か13日の昼休みが終わるギリギリにこの情報を見て、帰宅後22時くらいに応募したはず。
応募時間は多分関係ないでしょう。
あったら乱数調整して当選する人が出てくるはず。
応募にはMy Sony IDが必要です。ここに登録されている住所に届きます。
応募後に変更すると無効だったはずなので、間違いがないか確認してから応募した方がいいです。

今回のラインナップは本体単品のほかに、【INZONE発売記念パック】というものがあり、ゲーミングヘッドセット同梱版と、モニター同梱版、さらにはヘッドセット+モニター同梱版が選べました。
ヘッドセット同梱版で10万円弱、モニターがつくと値段ぶち上がって20万円ほどです。
15万ほどのなんか凄いモニターらしいです。
20万円という数字にビビりすぎてモニター同梱版は無理、と即刻除外。当たってもポンポン払えんわ。
いつも単品で応募していますが1回も当たらないので、「これはメーカーの罠…!(言いがかり)メーカーは新製品のPRにもなる同梱版を売りたいはずだ!(尤もらしいけど根拠なし)だったらヘッドセット行っとけ!!行っとけ!!(どうせ当たらんから)」と脳内のなんかアレがやんややんや盛り上げてきます。
そんな言葉にノせられて「まあ当たらんわなー」とヘッドセット同梱版で応募しました。
10万円という高額な部分については、「足繁くお店に通ったりせず家にいながら楽して入手しようとしている分の費用」と自分を納得させていました。
だってどうせ当たらないと思ってたので。


◎抽選結果発表
さて、一気に時間が飛びます。
結果発表まで毎日祈りを捧げるとか踊るとかそういうのはないです。
仕事仕事で帰ったらモンハン楽しい〜!!今日も狩りいっちゃうぞ!という日々を過ごしていました。
抽選結果は2022年7月27日の10時に登録したアドレスにメールが届きました。
ちゃんと応募ページに書いてあった発表日通りですね。
平日だったのでスマホを確認できたのはお昼休みの時です。
メールを確認して「!?!?!?」と動揺しました。仕事の疲れで幻影が見えたかと思った。
あと、発表日にそれっぽいメール送ってきて個人情報抜き取る詐欺などの話を聞いていたので、どうにも信じられんまま午後の仕事に戻りました。


◎注文
家に帰って文面を目を皿のようにして見つめ、アドレスもソニーストア公式のものであることを確認し、やっと実感が30%ほど湧いてきます。
メールには当選者専用のweb購入ページのアドレスが記載されているので、ここから手続きに入ります。
この先記録をとっておくのを忘れたのと、高揚感による頭フワフワ状態だったのでうろ覚えです。
まずページに飛ぶとMy Sony IDでログインせよと出ます。
ログインが完了すると、あらかじめ登録していた住所や支払い方法などの情報が表示されて、「これで注文するよ!」というボタンが出てきます。
確かここで有料オプションで配送業者選択があったはず。
通常の業者がどこだかは表示されませんが、660円(330円だったかも)でヤマト運輸を指定できます。
普段の配送でも、ヤマトさんは荷物の取り扱いも、配達員さんも丁寧で好印象なのでここは迷わず有料オプションにします。
むしろもっと払うから出不精の味方の運送業者は高待遇にしてくれ。
これで確定すると、注文完了です。
ちなみにクレカ会社がちゃんと仕事してくれたので、「一気に10万円の買い物してるけど大丈夫?不正利用?」と確認がきました。

ちゃんと受付されると、登録アドレスにメールがきます。
そこに出荷日の目安も記載されていて、今回は2022年8月9日となっていました。
目安だからどうなるのかなと思いつつ、また暫くは仕事と狩りの日々を繰り返します。
あと本当に届くのか疑惑の念が晴れていないので、実感ゲージは50%止まりです。
転売やら詐欺やらが横行して素直に信じられん世界になってしまったの悲しすぎる。

◎発送
個人情報を入力してから音沙汰がなく、「これ詐欺だったらどうしよう」とまたまた不安な気持ちに包まれます。
あんなに確認したけど自分が信じられん。
そんなこんなで発送目安日の8月9日。17時過ぎにメールが届きました。
件名は【商品発送のお知らせ】となっており、荷物のお問い合わせ番号なども記載されています。
しかしながら、メールが届いてすぐにお問い合わせ番号を運送業者のHPで入力しても「登録されていません」と出るだけです(当たり前)。
そんなこんなでやきもきしながら家に帰り、23時ごろにようやく情報が反映されました。
「本当に発送されてる…!!」と実感ゲージが75%まで上昇。
確実に受け取るために、配送時間を夜に変更。
いよいよ届くのかというところで翌日になります。

◎受取
その日一日仕事はなんかフワフワしながら終わりました。
時間指定に間に合うように定時ダッシュを決め、さっさと夕飯なども済ませて待ちます。
動画みたりゲームしたりしていましたが、どうにも気が散ってしまう。どんだけウキウキワクワクしてるんだ私。
「届くまで信じないぞ」と言いつつも内心ウッキウキでちょろい。今なら詐欺メールにも引っかかる。浮かれすぎ。
いよいよインターホンが鳴ります。指定したヤマトさんがでかい箱を持ってきてくれました。
ご対面して最初の印象は「…でか、え?デカくない?」
配達員さんにお礼を言って受け取り、とりあえず玄関に置きます。
デカすぎてウチの狭い玄関が塞がれた。
ネットでps5はデカいという情報はあったものの、店舗購入で持ち帰る人の情報ばかりで、配送される場合の段ボールの大きさの情報はありませんでした。
デカいっていっても電車で持ち帰ることができるくらいだもんなーと舐めてた。
無事に対面して実感ゲージは100%超えた。

外装は無地の段ボールです。
でもテープが「SONY」を主張してくるので中身バレバレでは…?

 


ちなみにテンション爆上がりしてテープ剥がしてから写真とか忘れたことに気づいたのでボロボロです。
我を忘れさせるなんて本当恐ろしい箱だわ。
大きさは縦49cm×横52cm×高さ32cmでした。
ヘッドセット同梱版だからこの大きさなのか、通常でもこれなのかはわかりません。
しかしながら、これモニター同梱版だともっとやべぇ大きさってこと…?

先に剥がしてしまったけど、「転送禁止」「窓口受取禁止」のシールが貼ってあるので、ちゃんと申し込みした時の住所じゃないと受け取れないようになっているようで、「申し込みだけして購入権は転売して他の人が受取」とかを防いでいるみたいです。
転売対策頑張ってくれ。

中身はまず緩衝材に包まれたヘッドセット。

緩衝材もかなり大量で安心設計。
掻き分け掻き分けでやっとps5とご対面。

四隅の段ボールパーツにより箱は比較的ガッチリ固定されていて、振動でガタガタする感じは全く無かった。
ちなみにps5の箱は縦17.5cm×横46.5cm×高さ42.0cmです。
重さもそこそこあるので店頭購入して電車で持って帰るのはちょっと大変そう。
いや、テンションぶち上がってればアドレナリンでいけるのか…?

◎感想
実は今まで任天堂ハードばかりやっていて、ソニーハードの据え置き機を購入したことがありません。
PSPPSVは持ってた。寝転がってやれる携帯機最高。
小学生の頃、友達の家でPS?の、バイオハザードやらせてもらって、最初のお食事中ゾンビに攻撃が当たらずゲームオーバーして投げた思い出しかない。
遊びたいソフトはあるものの、ハードも安くはないしなぁという言い訳と、複数ハード対応のゲームが増えてきて任天堂ハードで遊べるものが多かったために、なかなか手を出すタイミングがなかった。
このps5が無かったらソニー据え置き機デビューはなかったかもしれない。

結局何がどうなって当選したのかはわかりませんが、ノリで同梱版を選んだあの時のよくわからん思考がこのps5を引き寄せたと思うと、内なる自分(笑)も馬鹿にできないなぁと思いました。

ps5が当たって【✝選ばれし者✝】みたいな気分に浸れたので、今度から仕事で嫌なことがあっても、「でも私、ps5当たったし」で乗り切れそうな気がする。

まずはエルデンリングがやりたい。あとアサシンクリードも気になる。